メキシコ出張レポート!#2
こんにちは!綿半トレーディング入社2年目の社員Aです!
今回は前回に引き続きウチワサボテンについてご紹介したいと思います🙋♂️
ウチワサボテンはメキシコシティから飛行機で1時間10分ほど行った
『サン・ルイス・ポトシ』という街の郊外にある農園で栽培されています。
皆様サボテンと言うとどのようなイメージをお持ちでしょうか❓
恐らく多くの方が何もない乾燥した土地にぽつぽつと生えているイメージをお持ちだと思います。
ところがウチワサボテンが栽培されている農園は東京ドーム十個分はあろうかという
広大な土地で、森のように生い茂っています。
下の写真は果実ピューレ用のサボテンで、
学名はOpuntia streptacantha(オプンティア・ストレプタカンタ)と言います💡
可愛らしい黄色い花が咲き、段々とピンク色に花の色が変化していきます。
その後花が落ちると下の部分(果実)が赤く色づいていき、
熟してくると綿半が販売しているピューレのような色になります。
農園の方曰く、今年は天候に恵まれていて豊作の予感とのことでした😍
この農園では様々な種類のサボテンを栽培していますが、中でも注目なのが下の写真のサボテンです❗
このサボテンは前回の記事でご紹介した
茎を食用で使用するサボテンで、
学名がOpuntia ficus-indhica
(オプンティア・フィクスインディカ)という品種です💡
このサボテンの果実も食用として
食べることが出来ますが、
ストレプタカンタ種に比べると背が低く、
棘も少ない種類です。
農園を訪問後はピューレの
加工工場を訪問しました🏃♂️
残念ながら工場内は撮影禁止でしたが、
綿半で販売している
ストレプタカンタ種のピューレではなく、
フィクスインディカ種の果実ピューレを
試食させてもらいました😋🥄
試食したのは濃縮品ではなく、ストレート果汁ですが、
濃い赤紫色のストレプタカンタ種のピューレに比べ、赤味が強い印象です❣
サボテンの他にもマンゴーなどのピューレを製造しています。
写真右側の濃縮リンゴピューレは、このピューレだけでアップルパイを彷彿させるほど甘くて美味しかったです!
さて、ウチワサボテンについて2回に渡り紹介させて頂きましたが、日本初のニュースがあります🔊❗❗❗
試食会でセミナーを行っていただくなど、綿半トレーディングがご協力頂いている
中部大学 応用生物学部の堀部貴紀准教授がこの度、
国連食糧農業機関(FAO)と国際乾燥地農業研究センター(ICARDA)が
共同設立したサボテンの国際組織『CactusNet』のRegional Coordinatorに就任されました🎊🎉
Cactusnetはサボテンの産業利用に関する世界最大のネットワーク(現在75カ国以上・700名以上の会員)で、
堀部准教授はアジア圏のプラットフォームを構築してサボテンの研究・利活用推進し、
日本をアジアにおけるサボテンの研究・産業利用をリードする存在にされることを目標とされております。
そんな堀部准教授の研究活動や研究室での学生さんたちとの交流の様子を
YouTubeでご覧いただけますので、チェックしてください!
私たち綿半トレーディングもサボテンの普及に向け、これからも頑張りたいと思います💪
また、綿半トレーディングの公式YouTubeチャンネルでは、
堀部先生の過去のセミナーや、ウチワサボテンを使ったレシピなどがご覧いただけます。
そちらもぜひチェックしてみてくださいね😊
それでは皆様、Adiós!